開発経緯 デライトファンシーができるまで
高齢の母親を見て思い立つ
会社代表・高麗の私事ですが、今から7年前(2020年現在)の平成25年9月26日に、私の父が80歳という高齢で脳梗塞を発症しました。入院してからの半年間、母と私は父の病室へと病院通いの毎日でした。悲しいかな素人に何ができるわけもなく、母は父の手をさすり、話しかけ、そして、泣くばかりです。
そんな毎日が2カ月も続くと、身だしなみには気を遣ってお洒落だった母の顔はシワシワになり、年の割にはとあれほど自慢していた髪の毛も薄くなりました。
頭皮・地肌がはっきりと見えるようになってしまい、その現状を目の当たりにした私は、母以上にショックでした。父が退院してからの母は、家に引きこもるようになり、一切、外出をしなくなってしまいました。
「人間、顔のシワだ、薄毛だ頭皮だ、そんな見た目じゃないんだよ、大事なのは心なんだ。」
なるほど、その通りなのかもしれませんが、身内とすれば納得できるものではなく、今の母に大事なことは具体的、実践的にお肌や薄毛改善で自信を持たせることだと思ったのが、開発に乗り出したきっかけです。